マンション売却 コツ トラブル

マンション売却のトラブル回避術!契約後や引き渡し後に揉めないための事前対策

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目次
  • 1. 不動産会社とのトラブルと回避のコツ
  • -囲い込み(両手仲介狙い)による売却の長期化
  • -「言った、言わない」のコミュニケーション不足
  • 2. 買主との契約前・契約時のトラブルと回避のコツ
  • -住宅ローン審査落ちによる契約白紙解除
  • -引き渡し日の認識ズレによる違約金問題
  • 3. 引き渡し後(売却後)の最大のトラブル「契約不適合責任」
  • -契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)とは?
  • -隠れた不具合をめぐる買主との対立
  • -回避の「究極のコツ」:すべてを正直に告知する
  • -ホームインスペクションと既存住宅売買瑕疵保険の活用
  • 4. まとめ

マンション売却のトラブル回避術!契約後や引き渡し後に揉めないための事前対策

マンション売却は動く金額が数千万円と大きく、様々な人が関わるため、予期せぬトラブルが発生しやすい取引です。 「不動産会社と揉めた」「売買契約の直前でキャンセルされた」「引き渡し後に買主から損害賠償を請求された」など、トラブルに巻き込まれると多大な精神的ストレスと金銭的損失を被ることになります。 この記事では、マンション売却の各段階で起こりやすい代表的なトラブル事例と、それを未然に防ぐための重要なコツと対策を徹底解説します。

1. 不動産会社とのトラブルと回避のコツ

売却活動の初期から中盤にかけては、依頼した不動産会社との間でのトラブルが頻発します。

囲い込み(両手仲介狙い)による売却の長期化

不動産会社が自社の利益(売主・買主両方からの仲介手数料)を優先するため、他の会社からの購入客の紹介を意図的に断る「囲い込み」という悪質な行為です。これによって売却機会が奪われ、長期間売れ残るトラブルです。 回避のコツ:専任媒介契約を結んだ場合、指定流通機構(レインズ)への登録証明書を必ず受け取ってください。そして、レインズのステータス画面を定期的に確認し、「公開中」になっているかチェックします。他社からの問い合わせ状況を細かく報告させるなど、プレッシャーをかけることが重要です。

「言った、言わない」のコミュニケーション不足

「報告の頻度が少ない」「勝手に値下げの話を進められた」「約束した広告を出してくれない」など、担当者との意思疎通不足によるトラブルです。 回避のコツ:売却活動の要望や価格変更の条件などは、口頭だけでなく必ずメールなどの「文字(証拠)」で残すようにしましょう。担当者の対応に不誠実さを感じた場合は、遠慮なく店舗の責任者に担当者変更を申し出るか、媒介契約の更新月に別の会社に乗り換える決断も必要です。

2. 買主との契約前・契約時のトラブルと回避のコツ

買主が見つかり、いざ契約という段階でも油断は禁物です。

住宅ローン審査落ちによる契約白紙解除

買主との売買契約が無事に成立しても、買主の住宅ローン審査が通らず、契約が「白紙撤回(ローン特約による解除)」になるケースは少なくありません。この場合、手付金は買主に全額返還しなければならず、売却活動は振り出しに戻ります。 回避のコツ:これを完全に防ぐことは難しいですが、売買契約を結ぶ前に、買主が金融機関の「事前審査(仮審査)」を通過していることを必ず確認してください。事前審査を通っていない状態での契約締結はリスクが高すぎます。

引き渡し日の認識ズレによる違約金問題

「新居の完成が遅れて、約束の引き渡し日に間に合わない」といった、売主側の都合で引き渡しが遅れるケースです。売買契約で定めた引き渡し期日を守れないと、買主から違約金を請求される大トラブルに発展します。 回避のコツ:住み替え(買い替え)の場合は、スケジュールに余裕を持たせることが絶対条件です。万が一遅れる可能性がある場合は、契約書に「引き渡し猶予期間(引渡し猶予特約)」を設けてもらうよう、事前に不動産会社に調整を依頼しましょう。

3. 引き渡し後(売却後)の最大のトラブル「契約不適合責任」

マンション売却において最も恐ろしく、最も金銭的ダメージが大きいのが、物件を引き渡した後に発覚する欠陥に関するトラブルです。

契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)とは?

引き渡したマンションに、契約書に記載されていなかった重大な欠陥(雨漏り、シロアリ被害、給排水管の故障など)が見つかった場合、売主が修理費用の負担や損害賠償、最悪の場合は契約解除の責任を負わなければならない法律上のルールのことです。

隠れた不具合をめぐる買主との対立

「住んでいる時は気づかなかった」と主張しても、契約時に告知していなければ売主の責任に問われる可能性が高いです。引き渡し後数ヶ月経ってから、突然数百万円の請求が来ることもあります。

回避の「究極のコツ」:すべてを正直に告知する

最大の防御策は、「物件状況等報告書(付帯設備表)」に、マンションの不具合や過去の修繕履歴、さらには近隣の騒音トラブルなどに至るまで、知っているマイナス情報をすべて正直に、詳細に記載することです。 「これを書いたら売れなくなるかも…」と隠すのが一番危険です。契約書に記載して買主がそれを了承して買えば、後から責任を問われることはありません。

ホームインスペクションと既存住宅売買瑕疵保険の活用

より安心な取引を目指すなら、売却前に専門家による建物の状態調査(ホームインスペクション)を実施し、不具合の有無を客観的に証明するのが有効です。さらに、検査に合格して「既存住宅売買瑕疵保険」に加入しておけば、万が一引き渡し後に隠れた欠陥が見つかっても、修繕費用が保険金でカバーされるため、売主・買主双方にとって強力なトラブル回避策となります。

4. まとめ

マンション売却のトラブルは、「コミュニケーション不足」「知識不足」「隠し事」の3つが主な原因です。 損をせずに安全な取引を完了させるためのコツは、信頼できる優秀な不動産会社をパートナーに選び、すべてをガラス張りにした正直な売却活動を行うことです。 「契約不適合責任」の恐ろしさを十分に理解し、物件のマイナス面も含めて包み隠さず告知することが、結果的に自分自身を守る最大の盾となります。少しでも不安な点があれば、すぐに不動産会社や専門家に相談し、書面でクリアにしてから前に進むようにしましょう。

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