マンション売却 流れ トラブル

マンション売却の流れに潜むトラブル事例と損をしないための回避策

この記事を読んでいる方へおすすめ

不動産を高く売るなら、複数社への一括査定が鉄則です

無料で査定・相談してみる
目次
  • 1. 【査定・媒介契約時】のトラブル:不動産会社とのトラブル
  • -トラブル事例1:意図的な「高額査定」に騙される
  • -トラブル事例2:悪質な「囲い込み」による機会損失
  • 2. 【販売活動・内覧時】のトラブル:価格交渉と見学時のトラブル
  • -トラブル事例3:強引な大幅値引きの要求
  • -トラブル事例4:内覧時のマナー違反や汚れの指摘
  • 3. 【売買契約・引き渡し時】のトラブル:契約解除とスケジュールの遅れ
  • -トラブル事例5:買主の住宅ローン審査落ち(ローン特約による白紙解約)
  • -トラブル事例6:住み替え(買い替え)先の引き渡しが間に合わない
  • 4. 【引き渡し後】の最大のトラブル:契約不適合責任(瑕疵担保責任)
  • -トラブル事例7:引き渡し後の設備故障や雨漏りによる損害賠償
  • まとめ:誠実な告知と予防線がトラブルを防ぐ

マンション売却の流れに潜むトラブル事例と損をしないための回避策

マンション売却は、数百万円から数千万円という大金が動く複雑な取引です。そのため、不動産会社選びから引き渡し後のアフターフォローまで、売却の流れの各ステップにおいて様々なトラブルのリスクが潜んでいます。 「悪徳業者に騙されて安く売ってしまった」「引き渡し後に買主から損害賠償を請求された」など、トラブルに巻き込まれると精神的なストレスだけでなく、多額の金銭的損失(損)を被ることになります。 この記事では、マンション売却のステップごとに実際に起こりやすいトラブル事例と、それを未然に防ぐための確実な回避策を徹底解説します。

1. 【査定・媒介契約時】のトラブル:不動産会社とのトラブル

売却活動の第一歩である不動産会社選びと契約の段階では、業者の「利益至上主義」によるトラブルが頻発します。

トラブル事例1:意図的な「高額査定」に騙される

不動産会社が売却の依頼(媒介契約)欲しさに、相場を大きく上回る到底売れないような高額な査定額を提示してくるケースです。売主は喜んで契約しますが、全く売れないため数ヶ月後に「相場が下がった」と大幅な値下げを迫られ、最終的には適正相場よりも安く買い叩かれるという最悪のパターンです。

【回避策】 査定は必ず複数社(3〜5社)に依頼し、各社の提示額を比較して相場観を養ってください。「なぜこの金額で売れるのか」という明確な根拠(過去の成約事例や市場データ)を提示できない業者の高額査定は、きっぱりと疑ってかかるべきです。

トラブル事例2:悪質な「囲い込み」による機会損失

「囲い込み」とは、依頼を受けた不動産会社が、他社から物件への問い合わせ(購入希望客の紹介)があっても「商談中です」と嘘をついて断り、自社だけで買主を見つけようとする行為です。自社で買主を見つければ、売主と買主の両方から仲介手数料(両手仲介)がもらえるためです。これにより、より高く買ってくれるはずだった他社の顧客を逃し、売主は大きく損をします。

【回避策】 媒介契約を結ぶ前に、「御社は両手仲介を狙った囲い込みを絶対にしませんか?」と担当者に直接確認し、反応を見ましょう。また、物件が指定流通機構(レインズ)に正しく登録され、他社に情報が公開されているかを「登録証明書」で必ず確認することが重要です。

2. 【販売活動・内覧時】のトラブル:価格交渉と見学時のトラブル

実際に物件を売り出し、購入希望者が現れる段階では、交渉や対応の不備によるトラブルが起こります。

トラブル事例3:強引な大幅値引きの要求

購入希望者から「500万円値下げしてくれたら今すぐ買います」といった、相場を無視した強引な値引き要求(買付証明書)が入るトラブルです。「これを逃すと次いつ売れるかわからない」という不安に駆られ、応じてしまって損をする売主が少なくありません。

【回避策】 売り出す前に、不動産会社と「最低でもいくらで売りたいか(ボトム価格)」を明確に設定し、共有しておきましょう。また、値引きのバッファ(ゆとり)をあらかじめ含めた売り出し価格を設定することで、値引き交渉されても手元に残る金額を死守することができます。

トラブル事例4:内覧時のマナー違反や汚れの指摘

内覧時に購入希望者がクローゼットを勝手に開けたり、部屋の汚れや設備の古さを執拗に指摘されて不快な思いをするケースです。これが原因で売り言葉に買い言葉となり、契約が破談になることもあります。

【回避策】 内覧中は不動産会社の担当者に立ち会ってもらい、買主との直接の交渉や受け答えは担当者に任せるのが鉄則です。また、水回りの掃除や不用品の処分を事前に行い、突っ込みどころをなくしておく(ホームステージングなどを活用する)ことが、不要なトラブルを防ぎ高く売るコツです。

3. 【売買契約・引き渡し時】のトラブル:契約解除とスケジュールの遅れ

契約の土壇場や、引き渡しのギリギリになってトラブルが発生すると、住み替えの計画などが根底から崩れる恐れがあります。

トラブル事例5:買主の住宅ローン審査落ち(ローン特約による白紙解約)

売買契約を結んだ後、買主の住宅ローン本審査が通らなかった場合、「ローン特約」によって契約が白紙に戻り、受け取った手付金も全額返還しなければならないというトラブルです。売主からすれば、また一から買主を探し直すことになり、大幅な時間のロスとなります。

【回避策】 買主が住宅ローンの「事前審査(仮審査)」を通過していることを確認してから、売買契約を結ぶように徹底してください。事前審査を通っていない状態での契約はリスクが高すぎます。

トラブル事例6:住み替え(買い替え)先の引き渡しが間に合わない

今のマンションを売却して新居を買う場合、旧居の引き渡し日までに新居が完成せず(あるいは退去できず)、行く当てがなくなって仮住まいの費用(損)が発生するトラブルです。

【回避策】 売買契約時に、買主との間で「引き渡し猶予特約」を結ぶ交渉をしましょう。決済(代金の受け取り)は予定通り行い、物件の引き渡しだけを数日間待ってもらうことで、売却代金で新居を購入し、スムーズに引っ越しを行うことができます。

4. 【引き渡し後】の最大のトラブル:契約不適合責任(瑕疵担保責任)

売却が完了し、ホッとした後にやってくる最も恐ろしいトラブルです。

トラブル事例7:引き渡し後の設備故障や雨漏りによる損害賠償

引き渡したマンションの給湯器がすぐに壊れた、シロアリの被害があった、雨漏りが発覚したなど、契約書に記載されていなかった不具合(契約不適合)が見つかった場合、買主から修繕費用の請求や、最悪の場合は契約解除を求められるトラブルです。

【回避策】 物件の不具合や過去の修繕履歴(水漏れを起こしたことがある等)は、どんなに些細なことでも、絶対に隠さずに「物件状況等報告書」や「付帯設備表」に正確に記載して買主に告知してください。告知しておけば、その不具合については責任を問われません。また、不動産会社が提供している「設備保証サービス(引き渡し後一定期間内の故障を業者が補償してくれる制度)」に加入しておくのも非常に有効な防衛策です。

まとめ:誠実な告知と予防線がトラブルを防ぐ

マンション売却におけるトラブルのほとんどは、「知識不足」「事前の準備不足」、そして「不都合な事実を隠そうとする心理」から生まれます。 トラブルに巻き込まれて損をしないためには、信頼できる不動産会社をパートナーに選び、疑問点は契約前に全てクリアにしておくことが不可欠です。そして何より、物件のマイナス面も含めて誠実に買主へ情報を開示することが、引き渡し後の深刻なトラブルを防ぐ最強の盾となります。安全で安心な取引を目指し、準備万端で売却に臨んでください。

悩む前に、まずは
プロに相談しませんか?

当サイトが厳選した優良サービスなら、しつこい営業電話の心配もなく、安心して無料査定や相談が可能です。

いますぐ無料で相談する

※完全無料でご利用いただけます。強引な勧誘はありません。

無料で査定・相談してみる